|
|
UNIT1,私も勿論購入して今夢中になって読んでいるところです。アトムは私がマンガやSFにのめりこむきっかけになった作品なだけに、リアルタイムでは間に合わなかった初期の部分まで完全に復刻されるというのであれば放っておく手はありません。
例えばアトムの登場する最初のエピソードとなった『アトム大使』。以前にも講談社の全集や光文社の文庫『少年傑作選』等でかなり初出に近い形で復刻はされていましたが、カラーページをはじめ、細部に至るまで忠実に再現されたことはありませんでした。その後の付録等まできっちり読むと分かるのですが、天馬博士がこの話で細胞収縮液で小さくされたはずなのに、再三登場するという謎について、単行本だけしか読んだことのない私などは、当初の設定を完全にリセットして描き連ねたのかと思っていたのですが、ちゃんと辻褄が合うように説明されている話があったことを今回初めて知りました(かなり強引ではありますが・・)。他にも細かい点で変更されたまま、ほぼ原型だろうと思い込んでいた部分についての発見が随分あります。一応我が家のはカッパ版と光文社HC版もほぼ揃っておりますので、一度通読した後に細かい比較もやってみようとは思っております。
後、よく話題にはなるのですが、後に有名になる色々な漫画家による代筆の部分。手塚先生は単行本化の際には殆ど描き直してしまったものが、今回は原型のまま再現されているのも嬉しいですね。桑田二郎さんの《アルプスの決闘》など本当に「よくぞやってくれた」と拍手を送りたい気持です。確かに値は張りますが、残りの発行も楽しみでなりません。
ひとつ気になったのですが、《アトム大使》に始まる初期の小型版のころのエピソード《気体人間》や《フランケンシュタイン》のページで、背景の濃淡の感じが、本来はカラーではなかったのか?と思われるものがいくつかあること。《気体人間》の4回目の扉画(本文の一部も・・)などがそうなのですが、どうなんでしょう?現物の雑誌を持ってでもいないと確認のしようはないのでしょうが、ご存知の方って・・・、居るのかな?
|
|